【健康ニュース】では
五本の柱(睡眠・食治・智恵・運動・手当て)のバランスが整えられる為の情報を発信しています。
自分の体を知らなければ、何をやっていいかわからないので少しでも自分の健康状態を知るきっかけになってくれればいいなと思います!
食べ物と性格には密接な関係があるようです。
オーストラリアで、合計1,000人を対象にした研究によると
苦味のあるもの
(コーヒー・ビール・セロリ・トニックウォーター・大根など)
を好む人は
操作的
冷淡
鈍感
などの反社会性パーソナリティ障害の特性を持っている人が高くなる
と発表されました。
目次
苦味と精神的傾向
苦い味覚には、暗い性格特性(特に精神病・サディズム)に関連している可能性があるようです。
性格と食物の研究はいくつか行われているが、結果はコミットしているわけはない。
唐辛子の辛さをどう感じるかを検証した研究があります。
その結果
アドレナリン分泌が活発な人は
(車でスピードを出す人、ギャンブル好き、危ないことが好きなど)
唐辛子の辛さに耐性が強いという結果が出ました。
負けず嫌いや肯定的欲求が強い人も同じだったそうです
甘い物と性格
2011年ノースダコタ州立大学の研究では
キャンディーやキャラメル、チョコレートケーキなどの甘いものが好きな人は、フレンドリーで思いやりのある人、災害の後にボランティア活動をする可能性が高いことを示しました。
しかし、これは民族的に違いがあるので全員に当てはまるわけではないと研究チームは言っています。
好みのフレーバーと性格
嗅覚と味覚喪失治療専門とする神経学者で心理学者のアラン・ヒルシュ先生は、
人々の味覚の好みを人格特性に結び付けてきました。
18,000人を超える人々の味・好みと性格を調べて、スナック菓子〜アイスクリームまで相関関係を結びつけてきたそうです。
アラン先生は
「髪を梳く方向、ネクタイの色、履いている靴、乗っている車種など、基本的に私たちの行動はすべて、その人の根本的な性格を反映しています」
「問題は、それが何を意味するのかを理解できるほど、私たちは賢いかどうかということです。」
と言っています。
ウォッカフレーバーの好みを調べた研究では
ピーチ、バニラ、オレンジ、クランベリー、ラズベリー、シトラスの
ウォッカをブラインドテストして好みと性格の相関を作成しました。
(なぜウォッカかというと、全て同コストで複数のバラエティがあるからだそうです)
- ピーチが好き
「活気にあふれ、ドラマチックで情熱的な「パーティの命」の人です。
仕事、社会的な関係、性的な出会いにおいて、新しさを切望する。性的には挑発的で、媚びへつらうような魅惑的な振る舞いをし、過度に人を信用する性質があるため、親密だが表面的な人間関係を繰り返し、後になって後悔することがある。」 - クランベリー
「仕事中毒で、職場や家庭で積極的にプロジェクトを開始し、ダウンタイムがないほどです。
家庭でも仕事でも恋愛関係でも、自分が完全に状況をコントロールできるときに、最もうまくいきます。」 - バニラ
「衝動的で感情的になりやすく、勤勉なため、受け入れられることを切望し、他人に望まれるためなら、自分が損をすることでさえも、何でもする。
激しい恋愛関係を急速に築き上げるが、同じように急速に愛想を尽かし、しばし恨みを抱く 」 - ラズベリー
「成功志向が強く、自信に満ち、天性のリーダーである。
自分自身と関わるすべての人にベストを求めるが尊敬ができる。
1000%の努力を求め、敗北を許さず、人生の上質なものを楽しみ、激しい競争心を持つ 」 - オレンジ
「共感力、理解力、気楽さ、適応力があり、頼りになる完璧なパートナーや親である。
頼りになり、オレンジ・ウォッカを好む人は、忠実で真の友人である - シトラス
反体制派に同情的で、チームプレイよりも妨害者。
反体制派に共感し、チームプレイをするよりも、むしろ邪魔をする人です。悲観的な破滅主義者になりがちで、他人からはイライラして不機嫌に見えることが多い。
葡萄から作られたウォッカ↓
人生はチョコレート箱のようだ(Life Is Like a Box of Chocolates)
「一般的な苦味の嗜好は
マキャベリズム、サイコパス、ナルシズム、日常的サディズムの強い因子として浮上した」
そして、
「この結果は、人々が苦い味の食べ物や飲み物をどれくらい好むかは、その人の性格がどれくらい暗いかと安定的に結びついていることを示唆している」
とアラン先生は言っています。
7歳の脳から変わってない
なぜ、好きなものと性格が繋がる理由として
「0歳〜7歳までに性格が形成されて、それと同時期に食の好みが形成されるから」
ではないかと考えています。
味覚は4歳までに決まるとも言われていますね。
脳の中で、性格に関係する部位と嗅覚・味覚系を処理する部位が同じだという所も1つあります。
辛い食べもの研究家で共著者のヘイズ先生は、
「食べ物と性格の間には自然選択とのバランス関係があるのかもしれない。」
人間は部族的な生き物で、原始時代だった頃は集団行動をしていた。家にいてベリーを摘む人もいればマンモスを狩る人も必要。それは人間の条件の一部で、それが食の好みにつながることはそれほど驚くことはない」
と言っています。