今回は養形(体操)についてやっていきたいと思います!
肩こり、頭痛などほとんどの方が悩んでいるのではないでしょうか。
わたしはあまり肩こり感じないよ!!(ドヤっ)
そういう方もいるよ!でも首の中心の筋肉で20キロ近く支えているから、肩こりがない人あまりいないんだよ。
えぇ!?そんな重さを支えているの?!筋肉すごい…
目次
2019年調査 私のここが気になるランキング!(厚労省大規模調査)
国民生活基礎調査の概況をまとめると
病気や怪我などで痛みがある人が人口千人あたり302.5となっている。
※人口千人あたり(人口1,000人のうちどれくらいの人が訴えたか)
- 男性:270.8
- 女性:332.1
症状別ランキング!
男性部門
1位 腰痛
2位 肩こり
3位 鼻が詰まる、鼻汁が出る
4位 咳やたんが出る
5位 手足の関節が痛む
女性部門
1位 肩こり
2位 腰痛
3位 手足の関節が痛む
4位 体がだるい
5位 頭痛
男性の鼻が詰まるは意外でしたね!少し前までは男女とも3位は「関節の痛み」でした
年齢別の自覚症状のある表(人口千対)
年齢階級 | 2019総数 | 男(2019) | 女(2019) |
総数 | 302.5 | 270.8 | 332.1 |
10~19 | 157.1 | 184.9 | 170.7 |
40~49 | 268.4 | 225.6 | 310.1 |
50~59 | 309.1 | 260.6 | 355.2 |
65以上 | 433.6 | 413.2 | 450.3 |
75以上 | 495.5 | 477.3 | 508.6 |
80以上 | 511.0 | 498.8 | 518.8 |
女性は肩周りの症状が多い!
おすすめのセルフケア!「肩甲骨運動」
セルフケアでおすすめなのは肩甲骨を動かす「肩甲骨運動法」です!
よく、「肩甲骨回し」とか「肩甲骨剥がし」とか言っている方が多いです。
「肩甲骨回し」に関しては嘘の情報や間違ったやり方がたくさん出ていますので、ここでは正しい知識を身につけて効率よく動かしていきましょう!
痛みがある時はセルフケアではなく、国家資格を持った「鍼・灸・マッサージ院」にいきましょう!「もみほぐし、リラクゼーションは反対に悪化する確率が高いです」
まずは肩甲骨を知る!
ここではずっと、基礎が大事!と言っています!
ということで、肩甲骨のプロフィールを見たいと思います!
名前:肩甲骨
誕生日:4〜7週目ぐらい
住んでいる場所:背中の肩の後
肩甲骨をすくめる動作
肩甲骨が上↑
にいきます。
この動作が多いと、腕が重りになるので慢性的な肩こりになります。
冬は寒いからすくむ動作が多いから肩こりが多い感じ…
動く筋肉
- 僧帽筋
- 肩甲挙筋
- 大・小菱形筋
肩の引き下げ
肩甲骨が下↓
動作としてはプッシュアップという動作になります。
例えば、松葉杖で歩く時に手で持つところを下に押して足を出しますよね。それです😃
動く筋肉
- 広背筋
- 大・小胸筋
- 前鋸筋
- 僧帽筋下部繊維
肩甲骨を内側に寄せる
肩甲骨が→←内側に寄る
背中が丸まっている人は、筋が弱っている可能性があり
動く筋肉
- 大・小菱形筋
- 僧帽筋中部・下部繊維
肩甲骨を外に開く
肩甲骨の内側が←→開くプランシェやるときにやる動作ですね
この動作が強いと猫背になってしまいますね!
動く筋肉
- 前鋸筋
- 大・小胸筋
肩甲骨の回転(上方回旋・下方回旋)
肩甲骨が時計回り、反時計回りに回ります。
動く筋肉
- 前鋸筋
- 肩甲挙筋
- 僧帽筋
- 広背筋
- 小菱形筋
- 大・小胸筋
肩は肩のみで動くことはできない
「肩甲骨の回し」をやっている人は気づいたと思います!
「上方回旋」ができていないことが多いのです。
勘違いされる方が多いのですが、
「肩の運動は肩間接のみで起こることはほとんどない」のです。
実際は、腕と肩の複合的な動きになっています。
これを「肩甲上腕リズム」といいます。
肩甲上腕リズムは
肩甲骨と上腕骨がほぼ1:2で保たれています。
例えば
腕を横に上げる(肩と同じ高さ)と肩甲骨が30°上方回旋、60°が肩関節の角度になっています。
要するに腕を動かさないと肩甲骨は動かないので肩だけ動かしてもあんま効果ないんじゃない?
効果ないというより動いていない。
どうやって動かすのが効率がいいんだろう…?
肩甲骨を動かしてみよう!
- 立つ
- 肘を伸ばし、手を胸の前で合わせる
- そのまま上にあげる(手のひらは前に)
- 頭の上で手のひらを前にして
- 肘を曲げて、手を下に引いていく
- 下(お腹の下)まで降ろしたら手を合わせる
- 胸の前まで上げていく
- 2.の位置に戻す
- 繰返し
注意点
- 手はなるべく遠くにする意識で(肩甲骨が引っ張られる)
- 手をあげて、下に引くときに力を入れすぎない
- 全体的に力を抜く
- 初めは呼吸を意識しないで、慣れてきたら呼吸と合わせる
- 肩甲骨が動いていることを意識する
回数は適当で大丈夫です!
気がついた時にやってください!
例えば、朝5回、寝る前5回など
いかがでしたか?この体操をやると効率よく動かすことができます!
しっかり、予防していきましょう!