ファイザーから新型コロナウィルスのワクチンが政府で承認され、ワクチンの摂取が始まっています。
「ワクチンが緊急承認されたらしい。」
「打った方が良いのか、副作用が怖い…」
「早く打って欲しい」
と思っている方へ。少し冷静に考えてみませんか?
今回は薬やワクチンの「取扱説明書」である「添付文書」を一緒にみていきましょう!
皆さんは惣菜やパンの中身確認しますよね?
それと一緒でワクチンの白い液体の中に何が入っているのかを確認することは大事なことです!
わかりやすく解説する為、本文と異なる表現や省略がありますので、内容(医療用語など)がわかる方は添付文書をみて下さい!まとめポイント!
- 新型コロナウイルスのワクチンのことがわかる
- 白濁した液体
- 16歳以上が対象
- 副反応がある
- インフルエンザと比較ができる
- ワクチンは大きく3種類
・今回のワクチンは新しいワクチン - 自分で考えて打つか打たないかは決めましょう!
目次
名前は「コミナティ筋注」
コミナティ筋注の筋注とは「筋肉注射」の事です。
正式には
コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARS-CoV-2)
というそうです!
え?SARSのワクチンなの?と思った方
正式には
ウイルス名がSARS-CoV-2、
疾患名がCOVID-19
ということなんです
効果・効能
- SARS-CoV-2による感染症の予防
摂取できない人
- 発熱がある人
- 重篤な急性疾患がある人
心筋梗塞・脳梗塞など - 病気持ち、ショック、アナフィラキシーなど過敏症の人
心臓血管系
腎臓疾患(腎機能障害持ちは要注意)
肝臓疾患(肝機能障害持ちは要注意)
妊婦(予防接種のメリットが多い時はOK)
授乳婦(母乳の中に入るかは不明だが、打つなら授乳をやめる)
- 予防接種をやるに不適切な人
これじゃー高齢者の人ほとんど打てないんじゃ……??
対象者・摂取頻度
- 16歳以上が対象
- 生理食塩水(水)で1.8mlに薄める
1回0.3ml 合計2回
3週間の間隔で筋肉内に注射する
作り方
RNA(SARS-CoV-2)と脂質成分(添加物含む)を混ぜ合わせて完成!
有効成分
トジラメナン!
特徴は白濁した液体だそうです!
材料
- アザンジイル(4-ヒドロキシブチル) 3.23mg
ビス(ヘキサン-6、1-ジイル)
ビス(2- ヘキシルデカン酸エステル) - ポリエチレングリコール-2000 N,N-ジテトラデシルアセトアミド 0.4mg
→酸化エチレンの重合物、医薬品、染料、樹脂などの添加剤、潤滑剤 - 1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン 0.7mg
- コレステロール 1.4mg
- 精製白糖 46mg
スクロースのことみたい。 - 塩化ナトリウム 2.7mg
- 塩化カリウム 0.07mg
- リン酸水素ナトリウム二水和物 0.49mg
10~20%中性緩衝ホルマリン(リリーの処方)の作製に使用するらしい。ホルマリンは腐らないようにするため。
使用用途:染色助剤、PH調整剤、清缶剤、食肉結着剤、金属表面処理剤、食品添加物、化粧品添加物、医薬部外品添加物、医薬品添加物 など - リン酸二水素カリウム 0.07mg
肥料、ph調整、排水処理、食品添加物に使用される。皮膚や目に対して刺激性がある。
難しくて眠くなりそう。でもなんとなくわかるかも
副反応(副作用)について
打った人からは発熱と打った場所の痛みを聞きますね
5%
疼痛(84.3%)、腫脹 (10.6%)、発赤・紅斑、頭痛(55.1%)、下痢(15.5%)、筋肉痛(37.9%)、関節 痛(23.7%)、疲労(62.9%)、悪寒 (32.4%)、発熱(14.8%)
1~4%
悪心、嘔吐、疼痛
1%未満
そう痒感、熱感、内出 血、浮腫、浮動性めまい、嗜眠、 不眠症、顔面麻痺、食欲減退、口腔咽頭痛、鼻閉、四肢痛、背部痛、多汗症、発疹、寝汗、リンパ節症、倦怠感、無力症、イン フルエンザ様症状
インフルエンザワクチン
インフルエンザHAワクチン「KMB」2020年をみてみます。
同じ物ではないので比較するのは少し違いますが、同じワクチンということで見てみたいと思います。
効果・効能
インフルエンザの予防
作り方
A型、B型株を個別に鶏の卵で培養して、濃縮させてウイルス粒子を処理してホルマリンで弱らせてリン酸塩緩衝塩化ナトリウム液に入れて完成!
有効成分
インフルエンザウイルス(A型・B型)ヘムアグルチニン画分
製造株
A型株 A/広東-茂南/SWL1536/2019(H1N1)
A/香港/2671/2019(H3N2)
B型株 B/プーケット/3073/2013(山形系統)
B/ビクトリア/705/2018(ビクトリア系統)
- A型株
A/広東-茂南/SWL1536/2019(H1N1)
A/香港/2671/2019(H3N2) - B型株
B/プーケット/3073/2013(山形系統)
A/香港/2671/2019(H3N2)
材料
- ホルマリン 0.01w /v%
- チメロサール 0.005mg
- 塩化ナトリウム8.2mg
- リン酸水素ナトリウム水和物2.5mg
- リン酸二水素カリウム0.4mg
ワクチンには色々なものが入ってできてるんだ!!
予防接種とは
人工的にからだに抗原(病気の元)を投与して免疫学的に防ぐことを予防接種(ワクチネーション)という。
ワクチンを投与されると、それに対応した抗体が体内に作られる。
ワクチンの種類
- 生ワクチン
毒力を弱めた弱毒性病原体を利用する。獲得免疫力が強く、免疫時間も長い。一方、自己免疫が反応して罹患する可能性が高い。
例:BCG、ポリオ、麻疹、風疹、おたふく風邪、水痘、黄熱、ロタなど
- 死菌ワクチン(不活化ワクチン)
病原体を死滅させてそおん菌体の抗原を利用する。液性免疫しか獲得できないので、期間が短い。副反応が少ないのが特徴。
例:インフルエンザ、肺炎球菌、狂犬病、コレラ、四種混合ワクチン、日本脳炎など - トキソイドワクチン
病原体の産生する毒素を弱毒化させたもの。
他にもサブユニットワクチン、結合型ワクチン、m RNAワクチンなどがあります。
m RNAワクチン→今回の新型コロナのワクチンです。
ウイルスについてはこちらを参考にしてください!
ワクチンのことがなんとなくわかった!知っていると情報に惑わされなくなるね!
まとめポイント!
・16歳以上が対象
・副反応はある
・インフルエンザと比較ができる
・ワクチンは大きく3種類
・今回のワクチンは新しいワクチン
自分で考えて打つか打たないかは決めましょう!