【チェックシート】子供の口があく。口ぽかんのまとめと対策

子供が口を開けてテレビを見ている
口をあけているのは癖?
治すことができるのか

こんな心配をされているお父さん、お母さんが多いのではないでしょうか?
僕の娘も口をあけているのを妻に注意されています。

最近、口をあけている子供が多くなっているようです。
口があいてしまう「お口ぽかん」についてまとめました。


最後にチェックシートもあるのでお子さんに使ってみてください今回は令和2年3月日本歯科医学会の「口腔機能発達不全症に関する基本的な考え方 」をまとめていきます
自分で無理に対処せずに歯医者さんにご相談してください。
※今回は、なるべく簡単に説明するように言い回しを変えている部分があります

目次

口ぽかんは「口腔機能発達不全症」

「お口ぽかん」とは日常的にお口が開いている状態である。
平成 30 年から歯医者さんで保険適応になったようです。
それほど深刻な問題でもあるということですね。
子供に多い病気で、「食べる機能」、「話す機能」、「呼吸する機能」が十分に発達していない、成長についていない状態にあるということです。

口ぽかんの特徴と原因

アゴと顔の成長発育不良
全身疾患、感染症等との関連性もあるとのことです。

呼吸機能

口で呼吸をすることが原因
鼻詰まり、アレルギーなど
口呼吸になると、唾液の低下(口内雑菌の繁殖が増える、虫歯のリスク)、免疫力の低下(感染症にかかりやすくなる)、口や歯の乾燥、唇の乾燥など
鼻性口呼吸、歯性口呼吸、習慣性口呼吸の確認も必要

これは子供だけでなく大人にも関係があるね!

食べる機能

噛むことや呑み込むことがうまくできない
哺乳:生まれつき歯がある、唇や歯茎の形がおかしい、舌小帯(舌の裏筋)の異常、乳首をしっかり口に含むことができるかなど
離乳:歯が生える前に離乳を始めている場合、首が座っているかを確認。スプーンを舌で押し出す状態になっていないか

話す機能

しゃべりの異常(舌足らずな喋り方など)
舌が弱っている、筋力低下
自覚症状がないのが特徴

その他


極端な身長と体重異常
栄養状態の悪さ(偏食)

対処法『口を閉じるトレーニング』

ゴール

・標準値を超えるトレーニングが必要(口を閉じる力が増す、維持ができるまで)

・3ヶ月ごとの評価をする

トレーニング方法

3つのトレーニング方法をご紹介

1.つまみ動かし
手や指で口唇周囲をつまむ。押し上げたり、下げたりする
口の筋肉に対してまっすぐ、真横に口を動かす

2.筋トレ
口を前に突き出す、大きく開ける、口角をひく
木べら、ストロー、定規などを口に挟むトレーニング

他、色々なトレーニング方法
ボタンプル(前歯と唇の間に紐をつけたボタンを入れて、紐を引っ張りボタンが外に出ないように唇に力を入れる)
パタカラ、リフトアップなど

歯医者さんに必ず相談を

チェックリストを載せておきます

離乳完了前チェックリスト

離乳完了後チェックリスト

保険適応になったので、お近くの歯医者さんにご相談ください。

歯のことに関する記事は

「はいく」親子で学べる歯の知育コンテンツ

がわかりやすく載っています!

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