今回は番外編
常中です。
鬼滅の刃で「全集中の呼吸を寝ている間も24時間ずっと行い続けることで、身体能力を限界まで引き出すための高等技術。」というふうに出ています。
SCSでの常中は「腹式呼吸」になります!
秋から冬にかけて、朝起きると喉が乾燥して痛くなる。
エアコンですぐ喉をやられてしまい、いつものど飴を舐めている。
普段から口を開けていることに気づいた時から口から吐くように意識した。
それから喉の痛みは無くなった
普段から口から吐く事が大切だ
目次
全集中常中 「腹式の呼吸」
腹式呼吸(abdominal breathing)は横隔膜呼吸(diaphragmatic breathing) と同じ
「腹式」やり方
- 鼻から息を吸う
お腹を膨らませる - 口から吐く
お腹を凹ませる
慣れてきたら吸う時間の2倍の時間吐くようにしましょう!
例:4秒吸って8秒吐く
ゆっくり呼吸することが大事‼︎
効果・詳細
- 横隔膜を使って呼吸ができる
- 喉が痛くなりにくい
- 鬱症状の改善の可能性
- リラックス効果
- 血流改善
- 便秘改善
- 肺機能向上
- COPD
呼吸と色々な関係
2019年アフリカの研究ではインドネシア人を対象に腹式呼吸が血圧を下げる効果があると示唆しています。
薬を飲んでいない患者43人に、テスト前後2回血圧を測定しています。
腹式呼吸後には1.4 +/‑ 0.8 mmHg(P <0.005)でした。
回答者の特徴
半分が喫煙者であった
関西学院大学心理研究所の「大学生の日常的抑うつ状態に及ぼす効果」では抑うつ状態の改善と上達の達成感を得られる可能性が確認できたそうです!
腹式呼吸の習得の個人差があり、呼吸法の習得の達成感が結果に繋がっているのではないかと示されています。
山口県立大学大学院の研究では「気分と脳血流に影響」の研究で、腹式呼吸後には混乱、緊張、戸惑い、緊張、不安などが低下した事がわかりました。
精神的ストレスを受けたときには緊張や不安が低くなることで気分も良くなり、前頭葉の血流も増える事がわかったそうです。
神奈川衛生学園専門学校臨床部横浜国際プールはりきゅうマッサージ室のシンポジウムで「呼吸と腰痛」について触れています。
腰痛には感染する腰痛と感染しない腰痛があるそうです。腰痛の患者さんの多くが腹部に強い張りが見られるそうです。
特徴的な呼吸が、吐く事ができていない人が多く、息を吸う(10)に対して吐く(2~3)程度という方が多いそうです。
症状が重いほど息を吐き出せなくなっていくそうです。
しっかりと、腹部を使った呼吸が大事なようです。
習慣化することで日常的に効果を持続させる
いかがでしたか?
腹式呼吸を日常的に行うことでさまざまな効果が期待できることがわかりました。
ぜひ、習得して健康に活かしていきたいですね‼︎