東洋医学がわかると
「自分で体調管理ができる」
2500年以上前からある東洋医学は、数えられないほどの人体実験による実践の積み重ねがある。
自然と調和することを主とした医学であり、数字を見る西洋医学とは対照的な医学と言えます
東洋医学の知識を知ることで日常生活に役立つことが沢山あるので、東洋医学を始める前にご紹介したいと思います!
目次
悪化する前に対処することができる
東洋医学は「未病」という言葉があります
未病とは健康と病気の間の状態。
例えば、痛みがあるのに病院に行ってもなんでもないと言われた。
未病の状態を早く改善できるかが重要なミッションになってきます。
例えば
肩こりがある人がいます。
痛みがある時に対処すると元気になり、放置しておくと頭痛や肩の痛みになって症状が強くなってでます。
未病の状態を改善することを東洋医学では「養生」、現代ではセルフケアと言います。
客観的に見ることができる
今日の体調はどこで判断していますか?
・からだの軽さ
・痛み
などではないでしょうか?
東洋医学は
舌・脈・顔色・臭い・尿や便の色で判断します。
知っていれば簡単に確認できるので、自分の体調を客観的に判断できるメリットがあります
多少の痛みは自分で治すことができる
東洋医学はスピリチュアルで難しいイメージがあります。
確かにスピリチュアルっぽくて、理解が難しいです。
しかし、突発的な痛みに関してはセルフケアが可能です。
例えば…
「膝から下の足がだるい(疲れている)」
という症状に対して、東洋医学を知っていると
- 足をさする
- 足を指圧する
- 足にお灸をする
などができます。
これをおこなった有名人が「松尾芭蕉」です。
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。
奥の細道序文
舟の上に生涯をうかべ馬の口とらえて老をむかふる物は、日々旅にして 、旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり。
予もいづれの年よりか、片雲の風にさそはれて、漂泊の 思ひやまず、海浜にさすらへ、去年の秋江上の破屋に蜘の古巣をはらひて、や ゝ年も暮、春立る霞の空に、白川の関こえんと、そヾろ神の物につきて心をくるはせ、道祖神のまねきにあひて取もの手につかず、もゝ引の破をつヾり、笠の緒付かえて、三里に灸すゆるより、松島の月先心にかゝりて、住る方は人に譲り、杉風が別墅に移るに
現在では、足三里にお灸をして結核の予防・治療をすることがアフリカでおこなわれています!
足三里は押すだけでも足が軽くなるよ!
東洋医学を知っていると
東洋医学を知っているとからだの変化に早く気づき悪化することを防ぐことができる。
痛みが少ない生活が送れるようになる。
エビデンスは?
という方がいるかもしれませんが。
近年、東洋医学のエビデンスが少しずつわかってきています。
今はまだ、全体のエビデンスを取ることが難しいですが
2,500年以上続いてきたのは効果があるからではないでしょうか
エセ医学だったらとっくの昔に無くなっていると思います。
東洋医学は人体実験の集大成です。
これから一緒に学んでいきましょう!
健康は毎日が大事!